ニュージーランドでは通じない、日本人が普段よく使う和製英語

English-vocabulary英会話

私達が普段の会話で何気なく使っていて、よく耳にするカタカナで書かれている英語。実は、ニュージーランドでは意味が通じない、日本独自の和製英語がいくつもあります。

今回は、ニュージーランドでは通じない、日本人が普段よく使う和製英語を

食べ物と飲み物、もの、場所と店、職業、その他とジャンル別に分けて紹介していきます。

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食べ物と飲み物

ソフトクリーム

 英語:Soft serve

実はソフトクリームの正式名称は、soft serve ice creamとなります。
意外と長い名前ですね(◎_◎;)

でも、ニュージーランドでは、Soft serve(ソフト サーブ)と言えば通じます👍

ソフトクリームは和製英語で、Soft cream(やわらかいクリーム)となります。

ニュージーランドでソフトクリームと言うと、「靴磨き用のクリーム!?」「顔などに塗る保湿クリーム!?」など人によって様々な物を想像してしまい、私達が求めている食べ物には、たどりつきません(>_<)

実際に店で「ソフトクリーム プリーズ」と言ったら、店員さんから「What?」「pardon?」と言われ変な空気なったことがあります(笑)

シーチキン

 英語:Tuna can

シーチキンは和製英語というよりも、はごろもフーズの商品名になり。
一般的な名前は「ツナ」となります。

ツナ(Tuna)は英語で「マグロ」という意味になり、ニュージーランド人との会話の際にズレがしょうじます。「ツナ」と言いたい時は、「ツナ キャーン(Tuna can)」と言えば通じます(^^)

ちなみに「シーチキン(Sea chicken)」を直訳すると 「海鶏」となり、ニュージーランド人に言うと困った顔で「・・・・・なにそれ??」と多くの人が思います。

ココア

  英語:Hot chocolate

ココアは英語なのですが、ニュージーランドで「ココア」というと「ココアパウダー」と理解されてしまい飲み物の「ココア」とは理解されません。

ニュージーランドで「ココア」を飲みたい場合は、「ホットチョコレート(Hot chocolate)」と言いえば飲むことができます。

パン

 英語:Bread

パンは、ポルトガル語の「pão」が由来になります。

パンの発音は、英語のPan(底が平らの片手用の鍋)の発音に似ている為、Panと勘違いされます。

サイダー

 英語:Soft drink、Lemonade

ニュージーランドでサイダーを注文するとリンゴ酒が出てきます。

日本で飲むサイダーを注文したい時は、Soft drink もしくはlemonadeと言えばOKです!

シュークリーム

 英語:Cream puff

ニュージーランド人に、シュークリームというとshoe creamと聞こえてしまいます。
Shoeは靴という意味で、つまり「靴のクリーム」となり、「この人大丈夫かな??」と変に思われます。

バイキング

 英語:Buffet

バイキングというとViking「海賊」と意味になってしまい、食べ物ではなく、人になってしまいます。

最近は、バイキングと言わず、ビュッフェと言われる方も多いと思います。
ビュッフェは、英語でなく、フランス語なので、ニュージーランドでは通じないので注意してくださいね。

フライドポテト

 英語:chips

フライドポテトでもニュージーランド人によっては、通じないこともないですが、RとLの発音をしっかりしないと、大変なことになります。

Fried potato 〇 (フライドポテト)

Flied potato × (飛んで行ってしまった、ポテト)

なのでchips(チップス)が発音しやすく、ニュージーランドではチップスの方が良いです!

職業

the man is taking a laser bag

サラリーマン、OL

 英語:Office worker

まずサラリーマンですが、Salary(サラリー)=給料、man(マン)=男となり、給料男となります。

次に、オフィスレディを省略したOLですが、直訳すると「オフィスに居る女の人」となり、そのまま言っても残念ながらニュージーランドでは全く意味が通じません。
むしろ「なんでオフィスに居るの?」となります。

アルバイト、パート

 英語:Part time job

アルバイトの語源は、ドイツ語の「arbeit(アルバイター)」からきています。

パートは、英語のPart time job のPart(パート)から由来された言語です。

「英語を省略しているから、アルバイトはともかくパートなら通じるかも?」と思うと思います。しかし、残念ながらニュージーランド人には、通じません。

Partには「(全体の)一部、部分」や「(機械などの)部品」という意味があるからです。

フリーター

 英語:Part time worker

フリーターの由来は、英語のFree(フリー)とドイツ語のarbeit(アルバイター)を組み合わせた。外国語と外国語が合わさった、和製英語になります。

もの

バックミラー

 英語:Rear-view mirror

バックミラーは、英語のback(バック)とmirror(ミラー)を合わせた、とてもややこしい和製英語になります。

バックミラーを日本語に訳すと、「背後にある鏡」となります。その為、ニュージーランド人にバックミラーと言うと、後ろを向き「どこに鏡あるの?」と疑問に思われます。

英語では、rear-view mirrorとなります。Rearは「後方」という意味になり、viewには「視界」という意味なります。Rear-view mirrorを直訳すると「後方を視野する鏡」となります。

ウィンカー

 英語:Indicator

ウィンカーの由来ですが、英語のwinker(ウィンカー)から来ています。Winkerには、「目をまばたきする人」という意味があります。

方向指示器(ウィンカー)を出すことにより、車がまるで「まばたきをしている」ということを意味合いにしているのかなと思えます。

ニュージーランドでは、方向指示器(ウィンカー)のことをIndicator(インディケーター)と呼びます。

ペットボトル

 英語:Plastic bottle 

ペットボトルは英語っぽいですが、残念ながら和製英語になります。

ペットボトルの由来は、Poly Ethylene Terephthalate(ポリエチレンテレフタレート)という名前の樹脂の、頭文字「PET」から来ています。

ニュージーランドでペットは、飼っている動物を意味します。

実物を前にペットボトルと言うと、ニュージーランド人に笑われます。

トランプ

 英語:Cards ,playing cards

トランプの語源は、切り札の意味がる英語のtrump(トランプ)から来ています。

その為、私達が遊びで使うカードを意味するトランプという意味にはなりません。

ニュージーランドでは、Cards(カーズ)もしくは、playing cards(プレイング カーズ)と呼びます。

キーホルダー

 英語:Key chain

キーホルダーを英語にするとKey holder となり、holderが「所有者、入れ物」の意味をします。ですので、勘が良いニュージーランド人なら通じるかもしれません。

私の周りには、理解する人はいませんでした (/_;)

ハンドル

 英語:Steering wheel

車の運転する時に欠かせないハンドル。実は和製英語になります。

「ハンドルを握って」と言っても、ニュージーランド人には通じません。

英語では、Steering wheel(ステアリング ウィール)となります。

ちなみに自転車のハンドルは、handlebarになります。

ノートパソコン

 英語:Laptop

ノートパソコンは、和製英語になります。パーソナルコンピューターの略である、パソコンですが、ニュージーランドではパソコンとは言いません。

PCもしくは、コンピューターといいます。

ですので、和製英語であるノートパソコンと言っても通じません。

ニュージーランドでは、Laptop(ラップトップ)と言います。

ガスコンロ

 英語:stove

いっけん通じそうですが、ニュージーランドでは通じません。

ガスは英語なのですが、コンロは日本語になり。漢字で書くと焜炉と書きます。読みにくいのであえて、カタカナにしたのではないかと思います。

乗り物

パトカー

 英語:Police car 

パトカーは、英語のパトロールカー(patrol car)の省略した和製英語になります。

省略をしていないパトロールカーは、英語でも日本語と同じ意味の警察の車のことを意味します。しかし、ニュージーランドでは警察車両を意味するポリースカー(Police car)をよく使います。むしろパトロールカーと言っている人は、いないと言っても過言ではありません。

ジェットコースター

 英語:Roller coaster

ジェットコースターの由来は、後楽園ゆうえんち(現在:東京ドームシティアトラクション)にあるアトラクションの名前から来ているといわれています。

ジェットコースターをそのままニュージーランド人に言うと、「何か激しそうな乗り物」「人が乗っても大丈夫なの?」と思う人が多いです。

なぜなら、Jetがジェット機という意味があるからです。🛫

場所と店

リサイクルショップ

 英語: Secondhand store

Secondhand が「中古」という意味になります。

リサイクルショップがニュージーランドで通じない理由は、英語でのリサイクルの意味は「物を壊して、その部品で新しい物にする」という意味での再生利用という意味です。その為、リサイクルショップというと、中古品を売っている店と思わず。壊したもので新しい商品を作っている店と思われます。

ガソリンスタンド

 英語:Petrol station

ガソリンスタンドを直訳すると、「立つガソリン」と意味が分からなくなってしまいます。

ちなみに、もう一つの単語のGas station はアメリカ英語です。
ニュージーランドでも通じますか、違和感を持たれます。

トイレ

 英語:Toilet、bathroom

トイレは、英語のtoilet(トイレット)を省略した言葉です。

省略されているため、トイレと言っても通じません。

Toiletとbathroom二つの英単語がありますが、bathroomの方が上品さが多少あります。なので、フォーマルな場所では、bathroomを使い。友達と一緒の時は、toiletと言うと良いです。

ゲームセンター

 英語:Video arcade

Game(ゲーム)は、英語で「試合」という意味なります。ゲームセンター(Game Center)を直訳すると「試合中心」となり、店とは誰も思いつきません。

ニュージーランドでゲームセンターを言いたい場合は、Video arcade、もしくはTime zone(ニュージーランドで一番有名なゲームセンターの店名)で通じます。

余談ですが、オークランドのメインストリートのTime zoneには、鉄拳や頭文字Dなど日本のゲーム機があります。

ゲーム機によっては、日本からの直輸入したためなのか、英語に翻訳されず。日本語のままになっているゲーム機もあります。

その他

ハイタッチ

 英語:High five

スポーツなどで勝利した際に使う、ハイタッチ。英語っぽいですが、和製英語になります。

ハイタッチを英語にするとHigh touch となり、意味は「高くタッチする」となります。

いっけん通じそうですが、ハイタッチと言うと、戸惑われます。

「ハイタッチ??」(o・ω・o)ホエ?

英語では、High fiveとなります。ニュージーランドではラグビーの試合などスポーツ観戦する人が多く。日常でよく使われる言葉なので、覚えておくと便利です!

オーダーメイド

 英語:Custom-made

オーダーメイドは、完全に和製英語なので、ニュージーランドでは通じません。

オーダーを英語にするとOrderとなり、意味は「注文」。

メイドはMadeになり、makeの過去形で、「~を作った」。

なので、オーダーメイドを日本語に直訳すると、「注文を作った」となり、

ニュージーランド人からすると、全く意味が分かりません。

オーダーストップ

 英語:Last order

オーダーストップは、通じないこともないです。しかし、「(強制的に)注文はやめてください」と言われている感じがします。

言われた方からすると、感じ悪いです。なので、レストランなどで働いている方は、なるべくLast order(ラストオーダー)を使う方が良いです。

カンニング

 英語:Cheating

テストをカンニングするなどに使われるカンニング。実は和製英語になります。

ニュージーランドでは、cheating(チーティング)といい。テスト中で、もし誰かがカンニングしていた場合は、He’s cheating(彼テストをカンニングしていますよ)となります。

「Cheatingの後にon a testつけなくていいの?」と思った方がいるかもしれませんが、on a testはつけなくていいです。

ニュージーランドでは、Cheatingじたいにon a testの意味が含まれていることになるからです。

サービス(無償提供)

 英語:For free

「これサービスで付けておきます」など無償提供してくれることを日本では、サービスといいます。しかし、ニュージーランドでは「for free」といいます。

サービス(service)というと英語では、「役立つこと」「(バスなどの)運行」の意味があります。

ニュージーランドでよく使われているサービスの表現は、バスなどにNot in service(回送)と使われています。

サイン

 英語:Signature, autograph

ニュージーランドでサインは通じないこともないですが、言われて方は変な違和感を感じます。 サイン(sign)は「印」や「記号」の意味が一般的だからです。

もし、何か署名などをしてもらう時は、signatureを使ってください。

有名人などにサインをしてもらいたい場合は、autographを使いましょう。

まとめ

読んでみていかかでしたでしょうか?

「自分が思っている以上に多いな」と思われたり、「えっ、これ通じないの?」と思われたのでは、ないでしょうか?

私自身もニュージーランドに居て、自分が英語だと思った言葉が実は和製英語だったといこと何度も体験してきました。

友達ならまだしも、知らない人に使ったときは、あせったことがあります。

「やべー、どうしよう、、、、なんで通じないんだ、、、、」(;´◦ω◦`;)

みなさんも、私みたいに困らないように、この記事を通して和製英語には気を付けてください!